われは言った。「あなたがたは皆ここから落ちて行け。やがてあなたがたに必ずわれの導きが恵まれよう。そしてわれの導きに従う者は,恐れもなく憂いもないであろう。
だが信仰を拒否し,われの印を嘘呼ばわりする者は,業火の住人であって,永遠にその中に住むであろう。」
イスラエルの子孫たちよ,あなたがたに施したわれの恩恵を心に銘記し,われとの約束を履行しなさい。われはあなたがたとの約束を果すであろう。われだけを畏れなさい。
あなたがたが持っているものの確証として,われが下した啓示(クルアーン)を信じ,これを信じない者の,先頭になってはならない。また僅かな代償で,わが印を売ってはならない。そしてわれだけを畏れなさい。
嘘をもって真理を被ったり,また(確かに)知っていながら,真理を隠してはならない。
礼拝〔サラート)の務めを守り,定めの施し〔ザカ―卜〕をなし,立礼〔ルクーウ〕に動しむ人たちと共に立礼しなさい。
あなたがたは,人びとに善行を勧めながら,自分では(その実行を)忘れてしまったのか。あなたがたは啓典を読誦しながら,それでも尚理解しないのか。
忍耐と礼拝によって,(アッラーの)御助けを請い願いなさい。だがそれは,(主を畏れる)謙虚な者でなければ本当こ難かしいこと。
敬神の仲間はやがて主に会うこと,かれの御許に帰り行くことを堅く心に銘記している者である。
イスラエルの子孫たちよ,われがあなたがたに与えた恩恵と,(わが啓示を)万民に先んじ(て下し)たことを念い起せ。
そして誰も外の者のために身代りになれない日のために,またどんな執り成しも許されず,償いも受け入れられず,また誰一人助けることの出来ない(日のために)その身を守りなさい。